おはようございます。
鍼灸整骨院ちとせです。
今日も暑いですね。
外からセミの鳴き声が聞こえてきました。
まだ梅雨明け宣言はされていませんが、夏本番といった暑さになっています。
気温が高くなってくると
水分補給を忘れずに
と聞きますが、実際はどのくらいの水分を取ったら良いのでしょうか。
今回は水分補給について書いていきます。
よく1日2リットルの水を飲むと身体に良いと言われています。
これって何を根拠にしているのか
色々調べてみました。
結論から言うと、この説の科学的根拠ははっきりしていないとのことです。
「1日2リットルの水説」が広まったのはアメリカで流行ったのがきっかけで、
アメリカには乾燥が強い土地があり、身体からの水分の蒸発が多くなるため、このような健康法が広まったようです。
日本とは気候の条件が異なっているため、水2リットルがそのまま日本人のも適用されるかはわかりません。
では、実際どのくらいの量の水分を摂ればよいのでしょうか。
日本人をターゲットにした研究や論文が乏しいため、おおよそになっていしまいますが、
人は1日に2.5リットルの水分を失っています。
汗や排泄、皮膚からの蒸発によるものです。
さらに、運動や季節により発汗量は変化します。
なので、少なくても1日に失われる量と同じ2.5リットルは補わなければなりません。
1日で摂取する水分は、
平均的な食事で約1リットルの水分を補給でき、エネルギーの代謝によって約0.3リットルの水が生成されます。
飲み水で必要な分は残りの1.2リットルほどになります。
1日2リットルと聞くとなかなか難しいように感じますが、1.2リットルだと現実的になってきますね。
水分を摂るのも適切なタイミングがあります。
・起床時:睡眠中に呼気や汗で水分を失っている
・運動時:発汗によって水分だけではなく電解質も失われている
・入浴後:入浴中の発汗で水分を失っている
一気に飲んでも、身体に吸収されません。
こういったタイミングのにコップ1杯を目安に飲むようにしましょう。
また、水分だけではなく塩分の補給も重要です。
私たちの身体の半分以上は水分と言われています。
この水分は体液と呼ばれ、水と電解質でできています。
電解質とは塩分などのことです。
汗をかくと身体の水分量が減るだけではなく、この電解質も失われます。
この状態で水だけを補給してしまうと体液の濃度が薄くなり、
喉の渇きは止まりますが、余分な水分として身体から排泄されてしまいます。
結果として脱水症状は改善されず、熱中症などの原因になってしまいます。
水分の吸収は糖が含まれているとスムーズになります。
汗をかいたときはスポーツドリンクなどでしっかり水分補給をしましょう!
今日の最高気温は37℃
水分補給は忘れずに!
上大岡で肩こり、腰痛でお困りの方はぜひ当院まで
今日も患者様のご来院をお待ちしております。