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カフェインについて

こんにちは。

鍼灸整骨院ちとせです。

 

以前、水分補給についてのブログを書きました。

水分補給について 1日2リットル水飲んでますか?

 

1日の必要な水分量などを紹介したのですが、

飲んでも水分にカウントできない飲み物があります。

それはカフェインまたはアルコールを含んだ飲み物です。

どちらも利尿作用があるため水分補給に適していません。

 

特にカフェインの効果は利尿作用以外にも聞いたことがあると思います。

今回はそんなカフェインについて書いていこうと思います。

 

カフェインとは世界で最も広く使われている精神刺激薬であり

主に、コーヒー、緑茶、ウーロン茶、紅茶、コーラ、エナジードリンクなどの飲料やチョコレートに含まれています。

効能は覚醒作用、解熱鎮痛作用、強心作用、利尿作用などです。

適切な量を摂取する分には、眠気を覚ましたり、集中力を上げたり役立つ効果があります。

私たちがカフェインと聞くと一番に思い浮かぶのが、この覚醒作用ではないでしょうか。

なぜカフェインを含んだ飲み物や食べ物を摂取すると頭が冴え、眠気が覚めるかというと、

カフェインが睡眠誘発物質であるアデノシンをブロックするためです。

アデノシンとは脳が疲労すると生成される物資で、アデノシン受容体と結合することで人は眠気を感じます。

カフェインはこのアデノシンと構造が似ていて、アデノシンより先回りしてアデノシン受容体と結合してしまいます。

これによりカフェインを摂ると眠気を感じにくくなるのです。

カフェインの半減期(効果が半分になる時間)は2〜8時間と言われています。

良質な睡眠のためには夕方以降のカフェインの摂取は控えたほうが良さそうですね。

 

1日の目安となる摂取量は400mgでコーヒーをマグカップ約3杯分と言われています。

これ以上の過剰摂取を数日間にわたって続けた場合、疲労感を強く感じるようになります。

また、短時間で大量にカフェインを摂取した場合、急性カフェイン中毒を起こす可能性があります。

1時間で1g (コーヒー8〜10杯程度)で症状が現れ、5〜7gで致死量に至ると言われています。

初期の中毒症状は、

嘔吐や動悸、震え、筋肉痛で、重篤になると不整脈や痙攣による窒息で最悪の場合は死に至る可能性もあります。

どんなものも取り過ぎは毒になってしまいますね。

 

もう9月とはいえ、まだまだ暑い日が続きます。

水分補給は忘れずに行ってくださいね。

 

では、

今日も元気に患者様のご来院をお待ちしております。

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