こんにちは。
鍼灸整骨院ちとせです。
寒さが厳しくなるこの時期、肩こりや腰痛が一層つらくなる方も多いのではないでしょうか?
慢性的な痛みを抱える方の中には、「どれだけ治療しても良くならない」とお悩みの方も少なくありません。
実は、慢性痛が治らない背景には、体の仕組みに深く関係する「2つの要因」があるのです。
本日はその原因と、鍼治療がどのように役立つのかをわかりやすくお伝えします。
慢性痛が治らない理由
1. 筋肉の「血流不全」
慢性的な肩こりや腰痛の多くは、筋肉が硬くなり血流が滞ることで起こります。これを「筋緊張」と呼びます。筋緊張が続くと、酸素や栄養が不足し、老廃物がたまります。この状態が慢性化すると、痛みの原因となる物質(ブラジキニンやプロスタグランジンなど)が放出され、痛みが消えにくくなるのです。
2. 脳が「痛みを記憶する」
長期間にわたる痛みは、脳がその感覚を「記憶」することで治りにくくなる場合があります。これを「痛みの記憶化」といいます。脳が痛みの信号を過剰に感じるようになり、本来なら治りかけている症状でも痛みを感じ続けてしまいます。
鍼治療の役割:血流と神経の改善
1. 血流を改善する
鍼治療は、筋肉のこり固まった部分に直接刺激を与えることで、血流を改善します。鍼の刺激によって、筋肉がほぐれるだけでなく、毛細血管が広がり、酸素と栄養が行き渡りやすくなります。その結果、老廃物の排出も促進され、痛みの原因物質が減少します。
2. 神経の過敏状態をリセットする
鍼治療では、皮膚や筋肉に微細な刺激を与えることで、脳や脊髄の神経系に作用します。この作用によって、痛みを感じる神経の過敏状態が緩和されます。また、鍼刺激によってエンドルフィン(脳内鎮痛物質)が分泌されるため、痛みを和らげる自然なプロセスが働きます。
鍼治療で期待できる効果
• 痛みを引き起こしている「根本的な原因」にアプローチ
• 血流の改善による筋肉の柔軟性向上
• 神経のリセットで脳の過剰な痛み信号を抑制
慢性的な肩こりや腰痛が治らない原因は、筋肉の血流不全と脳の「痛みの記憶化」にあります。
鍼治療はこれらの根本原因にアプローチし、痛みの改善をサポートする効果的な方法です。
上大岡で鍼治療とマッサージなら、ぜひ鍼灸整骨院ちとせにお任せください。
今日も患者様のご来院をお待ちしております。
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