おはようございます。
鍼灸整骨院ちとせです。
神経痛の症状で来院される方が多い中、
私たちが特に気をつけなければならないのが「帯状疱疹」です。
初期段階では神経痛と帯状疱疹の症状が似ているため、見逃してしまうことも。
今回は、その見分け方や対策についてお話しします。
帯状疱疹の初期症状と神経痛の違い
帯状疱疹は、ヘルペスウイルスが原因で引き起こされ、特に免疫力が低下しているときに発症しやすいです。帯状疱疹の初期症状は神経痛と似ており、皮膚に何も現れていない段階では見分けが難しいことがあります。
帯状疱疹の場合、特定の神経に沿って片側の身体に症状が出ることが多く、時間が経つと発疹や水疱が現れるのが特徴です。特に片側に「ピリピリ」や「ズキズキ」とした強い痛みがある場合は、帯状疱疹を疑う必要があります。
帯状疱疹と神経痛の見分け方
帯状疱疹と神経痛を見分けるポイントは、痛みの出方とその後の症状です。
・帯状疱疹は片側だけ:神経痛は左右対称に痛みが出ることもありますが、帯状疱疹は特定の神経に沿って片側のみに発症します。
・発疹が後から現れる:神経痛には発疹が伴いませんが、帯状疱疹は数日後に発疹や水疱が現れることがあります。皮膚にかゆみや違和感を伴う場合は、帯状疱疹を疑いましょう。
帯状疱疹を見逃さないために
神経痛を訴える患者さんには、皮膚の状態をチェックすることが非常に重要です。特に片側の身体に痛みが集中している場合、帯状疱疹の初期症状である可能性があります。
早期に帯状疱疹を見つけることで、症状の進行を防ぎ、帯状疱疹後神経痛(PHN)のリスクも軽減することができます。
早期の対応が重要
帯状疱疹は、早期に抗ウイルス薬を使用することで、症状の重症化を防ぎ、回復を早めることができます。しかし、対応が遅れてしまうと、帯状疱疹後神経痛(PHN)という後遺症が残るリスクが高まります。PHNは帯状疱疹が治った後も長期間にわたって痛みが続く状態で、特に高齢者に多く見られます。
さらに、PHNは高齢者のフレイル(虚弱)の原因となる場合もあります。痛みが長引くことで日常生活に支障をきたし、活動量が低下することで、筋力や体力の低下が進行してしまいます。その結果、身体機能全体が弱まり、他の疾患や合併症のリスクも高まることがあります。
このように、帯状疱疹は早期に治療を行わなければ、長期的な健康に影響を与える可能性があるため、症状を感じたらすぐに医療機関を受診し、適切な対応を取ることが非常に重要です。
上大岡で皆様の健康に関するお悩みや不調があれば、鍼灸整骨院ちとせにご相談ください。
私たちは、一人ひとりの体調に合わせたケアとサポートを心がけています。
今日も皆様のご来院をお待ちしております。
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